三枝夕夏 IN db 公式サイト
 
 

選曲は、ブログで皆さんに呼びかけ、その答えを参考に三枝が選んだ14曲になっています。他にも候補曲はあったのですが、最終的にこの14曲に絞らせて頂きました。改めて聴き返してみると、なんだかとっても懐かしい気持ちになります。
では早速曲紹介をしていきたいと思います★

PS.今後もこのコーナーでは、このように何かテーマに沿った選曲によるライナー・ノーツをご紹介していきたいと思います!

1.青春の空(from AL『U-ka saegusa IN db II』)

岩井さん作曲のミディアム・バラードチューン。アルバム発売当初から女の子のファンに大変好評の1曲です。この曲を最初に聴いてまず思い浮かんだのが、“ある田舎町の高校生のカップルが、放課後、夕焼空の下を自転車をひきながら、将来の事とか色々話しつつ歩いてる”そんな絵でした。
2番の歌詞では、主人公2人が高校を卒業して、それぞれ違う夢に向かって別々の道を選んだシチュエーションを描いています。住み慣れない都会で、大好きな彼とオレンジ色した空の下で過ごした青春の日々を胸にひめながら、現実に負けちゃいけない!って頑張ってる…そんな姿に共感して頂けたら嬉しいです。そして何よりこの曲は、メロディの美しさと岩井さんのコーラスにも注目して頂きたいです。

2.私を許さないで(from AL『U-ka saegusa IN db II』)

小松未歩さん作曲の、ストーリー仕立てになったミディアム・チューンです。こちらのシチュエーションは、どこか地方の、海がすぐそばにある町……。彼は出張か何かでこの町に来ていて、そこで生まれ育った主人公と恋に落ちる。でも、実は彼には都会に待たせている彼女がいて……。別れてしまった後の主人公の想いが、モノローグ的に展開していくイメージで歌詞を書いていきました。“彼女がいる事を言い出せなかった彼をなじった私”“彼が最後に選んだ彼女をうらやんだ私”“出会った事さえも悔やんだ私”……そんな私を許さないで、という自虐的な心理を描いていますが、こういう気持ち、男性には理解してもらえるものなのでしょうか? 「一度も一緒に写真撮ってくれなかった 理由は誰への思いやり?」っていうフレーズが出てくるんですけど、これ、皆さんはどう受け取られたでしょうか? 私的には、彼はあくまでこの主人公のために、別れた後に主人公が辛くないよう、形に残さないように写真は撮らなかったというイメージで書いていきました。都会に待たせている彼女に対する罪悪感ってのも多少あったでしょうけど、けっしてバレないよう証拠を作らなかったっていう、そこまで不純な恋愛心理をこの歌には込めたくなかったかな……。ちなみに私は不倫も浮気も反対派です!

3.Because I love you,good-bye street(from AL『三枝夕夏 IN db 1st 〜君と約束した優しいあの場所まで〜』)

とっても懐かしい1曲です。doaの徳永暁人さん作曲の、悲しい別れのナンバー。この曲、実は2ndシングルを作っている頃に平行してレコーディングしていた曲で、最終的には1年以上後に発表した1stフル・アルバムに収録しました。それまでに何テイクもアレンジをやり直しました。最終的にOOMの大賀好修さんが手掛けてくれた、70年代の香り漂うオケを選びました。デモを聴いた時は、車・走り去る・・・そんなイメージが頭に浮かんできました。なので、タイトルには絶対“street”って言葉を入れたかったんですよね。この頃は歌詞を書くのに必死で、実際大きな通りを1人で歩きながら主人公の気持ちを色々考えました。「振り返らぬように 一方通行だけ選んで行くよ」「加速度を増して 二人の影小さく溶けてゆくよ」などは、その時浮かんだフレーズです。

4.眠る君の横顔に微笑みを(7th sg&from AL『U-ka saegusa IN db II』)

大野愛果さん作曲のお気に入りの1曲です。友達の結婚の知らせをきっかけに書いたラブ・ソング。この作品の前までのシングルでは、わりと字数の多い曲ばかりだったのですが、この曲はオケもゆったりしていたし、言葉数も少なく……、だから余計に1つ1つの言葉を吟味しながら選んでいった思い出があります。歌詞も歌い方も、ジャケット写真もPVも、全てから柔らかくて温かい、幸せな雰囲気が伝えられるようにこだわって作っていきました。「今と今がずっとつながって未来になればいいな」「ずーっと好きだから君にも好きでいて欲しい」というフレーズが自分的には気に入っています。

5.最後のキスが氷のように冷たかった(10th sg「いつも心に太陽を」C/W&from AL『U-ka saegusa IN db II』)

今回アンケートの答えでとても得票数の高かった五大ゆりさん作曲の作品。突然天国に逝ってしまった恋人…、もう2度と目を開けてくれない彼に最後のキスをした彼女……。そんな冬の悲しい出来事から約8ケ月たった夏休みに、主人公の女の子が1人思い出の遊園地に行く……、そんなストーリー仕立ての歌詞になっています。メロディもせつないんですけど、この曲はとにかく叙情的なオケが涙を誘います。
クリスマスの夜に喧嘩別れしたまま、もう“ごめんね”を言う事も叶わないなんて……。自分で歌詞を書いていながら、大切な人にはいつでも優しく大切に接しなきゃな〜なんて、この歌を聴くたび思う三枝でした・・・。

6.Hand to Hand(from AL『U-ka saegusa IN db II』)

「愛知県警さんがすすめる安全なまちづくりイメージソング」となった曲。歌詞は愛知県警さんが募集した、一般公募の中から最優秀賞に選ばれた尾崎春美さんの作品を、三枝が補作詞し出来上がりました。そしてその歌詞を元に大野愛果が曲を書き下ろして下さった、世代を問わず誰もが口づさめる心温まるナンバーです。この曲をきっかけに、イベントに参加させて頂いたり、中警察署の一日警察署長まで勤めさせて頂きました。とても貴重な経験をたくさんさせて頂きましたが、何より、今の自分に出来る事で生まれ育った愛知の防犯対策に参加させて頂けたのがとても嬉しかったし、やりがいを感じましたね。「Hand to Hand さぁ手を繋ごう温もりを知ろう誰かを思う事に恥じる事はないさ」っていう部分がとても好きなフレーズです。

7.Destiny Wind Blows
(6th sg「君と約束した優しいあの場所まで」C/W&from AL『三枝夕夏 IN db 1st 〜君と約束した優しいあの場所まで〜』)

“運命の風”をテーマに書いていった歌詞です。曲を頂いた時に、自分の中でも秋のイメージが強かったので、“茜”とか“はぐれ雲”という言葉を登場させています。この曲では、「今ある幸せ」と「夢への道」の2つのどちらかを選ばなければいけない、そんな選択を強いられた状況の中、「がんばれ」と最終的に恋人が背中を押してくれるという物語を綴っています。“恋人との別れ”というわけではないんですが、私も夢を叶えるために、これまでいくつかの別れを経験してきました。例えばいつも一緒にいた友達と全然会えなくなってしまったり……。でもその友達は遠くからいつも応援してくれているから、ここで自分が負けちゃだめだなって思ったり……。歌詞の中では「時の流れは過ぎて行くものじゃなくて訪れるものなんだよと 最後にキミがそう言ってたよね」というフレーズが気に入っています。つい昔を懐かしく思いがちですが、いつもこんな気持ちでいられたらなと思います。

8.ひらり 夢一夜(from AL『三枝夕夏 IN db 1st 〜君と約束した優しいあの場所まで〜』)

今回のアンケートで最も投票数の多かった曲です。せつないラブ・ソングなのですが、実は、歌詞では♪HOLY NIGHT, SILENT NIGHT と出てくるなど、 クリスマスの一夜がシチュエーションとなっています。いわゆる三角関係の内容なんですけど、書き上げた歌詞をレコーディングに持っていった時、スタッフみんなに「夕夏ちゃん不倫してるの?」って、ちょっと本気で心配されたのが懐かしいなぁ〜(笑)。デモの段階からどこか“和”なテイストを感じていたので、そういうイメージが沸く言葉をあえて選んで使っていきました。“クリスマスの夜に、たった一夜だけ、けして結ばれることはないと知りながら永遠を誓い合う2人”。そんな恋人達の境遇や気持ちを、短い言葉で表したいと思った時、すっと“ひらり 夢一夜”という言葉が頭に浮かびました。

9.I wish(from AL『三枝夕夏 IN db 1st 〜君と約束した優しいあの場所まで〜』)

この曲も懐かしい〜! 1stアルバムの最後に収録されている曲ですね。まさに、粉雪ははらはらと舞う海辺での冬のワンシーンを描いた作品です。ストーリーとしては……、何かに傷つき、自分の存在価値を見出せなくなってしまった女友達がいて、それを慰めたいけど何も出来ない主人公が、「今日また生まれ変わればいいじゃない」っていう意味を込めて、とっさに(浜辺の)砂でケーキの形を作るっていうところから始まります。そして、もしもまた自分の存在価値を見出せない時があったら、あなたを必要としている私の存在を思い出してもらえるように、彼女の手をぎゅっと強く握っている……そんなシチュエーションをイメージして書きました。私の作品の中では珍しく、ファルセット気味な柔らかい歌声で歌っています。最近の作品しか知らない方は新鮮かもしれないですね。久し振りに自分で聴いてもすごく新鮮でした!

10.I can't see, I can't feel(5th sg&from AL『三枝夕夏 IN db 1st 〜君と約束した優しいあの場所まで〜』)

中高生の方から歌詞が好きだとお手紙やメールを沢山頂いた思い出のあるシングル・ナンバーです。中学時代の日記などを参考に書いた歌詞だったので、共感して頂いてとても嬉しかったです。
自分が傷つくよりも、自分を信じてくれる人の期待を裏切る事の方が怖い……、そんな時期がありました。でもそれも結局、自分のプライドだったり、見栄から来るものだったりするのかなぁ〜って、そんなテーマを歌詞に込めています。曲もさることながら、この作品はプロモーション・ビデオがお気に入りです。

11. 吹きすさぶ風の中で(from AL『U-ka saegusa IN db II』)

WAGさんに歌詞を提供させて頂き、その後アルバムでセルフ・カバーさせて頂きました。最初からとても好きな曲だったのですが、去年のワンマン・ライブで歌ってから、より好きになった1曲です。私のオリジナル・ナンバーとは一風テイストの違う歌詞や譜割への挑戦で、とても面白かったのを覚えています。この曲はミックスにも立ち会ったのですが、ミックスの段階でガラスの割れる音(実際歌入れのブースの中で瓶を割って録音しました)を付け足したり、みんなで色々アイデアを出しながら、楽しみながら仕上げていった思い出があります。

12.君がそばにいるだけで心は強くなれるんだ(11th sg「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」C/W)

岩井さん作曲のミディアム・バラードチューン。コーラスも岩井さんがセルフ・ディレクションで入れています! シンプルなメロディにシンプルなオケだったので、歌詞の方もストレートにシンプルな愛の言葉で綴ろうと思いました。私の書くタイトルは長いものが多いんですけど、これもかなり長いですね(笑)。リリース当時この曲は、わりと男性に人気があったのが印象的でした。
歌詞では「キラメク明日を夢見ながらゆこう ふたりらしい速度で一歩ずつ踏みしめながら」というところが、個人的には気に入っています。

13.Graduation(from 1st mini AL『Secret & Lies』)

お気に入りの曲の中でも、特に好きな曲のうちの1曲。ワンマン・ライブの時に観客席のみんながライトを持った手を、曲に合わせて振ってくれた、あの光景を思い出すと今でも泣きそうになっちゃいます(ライトが配られていることを知らなかったので、本当に感激しました!)。
GARNET CROWの中村由利さんにご提供頂いた曲なのですが、デモも聴いた段階でとても素敵な曲だなと思い、すぐに歌詞を書いたのを覚えています。いつかその後の2人の物語「Graduation II」も作ってみたいなぁ〜なんて思いますが、、、、、今のところ予定はありません。

14.It's for you(2nd sg &from 1st mini AL『Secret & Lies』)

いや〜懐かしい!! イントロを聴くだけで、デビューした当時を思い出してしまいます。川島だりあさんに書いて頂いたこの曲は、歌入れにかなり時間がかかって、歌い切る事が出来るのかすごく不安になったのを覚えています。また当時よくインストア・トークイベントをやっていたんですが、その時の事もこの曲を聴くと思い出すんですよね〜。
「君への嘘うまくなりました 自分への嘘うまくなりました」っていうフレーズが自分なりには気に入っています!

GIZAstudio所属 三枝夕夏 IN db 公式webサイト http://uka-saegusa.com